英国時間の9/13夕方、ホテルで落ち着く暇もなくルーサー・ヴァンドロスがコンサートを行う口イヤル・アルバート・ホールへ向かう。実は彼のコンサートにゲスト出演し、あのデュエット曲「エンドレス・ラヴ」を歌ってくれるのだ。観客にはマライアの出演が知らされていないと聞いていたけど、姿が見えるやいなや大騒ぎ、凄い拍手と歓声が巻き起こった。いやあ、マライアはロンドンでも大人気なのだ。
体中で表現するように歌う、その声のハートフルな響き・・・。
たった1曲とはいえすっかり酔わされてしまった。去っていくマライアの笑顔を物に一日目が終わる。
2日目は英国BBC放送の「トップ・オブ・ザ・ポップス」の収録を見学。ヒット・チャートのトップ10を紹介していく公開番組なんだけど、参加してるのがほとんど10代の女の子。自分たちが番組を盛り上げているって感じでノリの良いこと良いこと。この日はソフィー・B・ホーキンスやシンニード・オコナーも出演してて、なんてラッキーな私。ルーサー&マライアの「エンドレス・ラヴ」は第3位で、10代の子たちについていけるかなと思ったけど、やっぱり歌の魔力って凄いよね。胸の前で手を組んで聴き惚れてたもの。
丸1日、日本向けの取材となった3日目。これぞロンドンという雨の中、スタッフは「ニュース・ステーション」用に早朝からマライアのホテル前で待機し、出て来る彼女をキャッチ。と、その頃私はのんびりとテームズ川南岸にあるLWTスタジオに向かった。まずは「ニュース・ステーション」の衛星生中継。今回唯一のソロ「エニタイム・ユー・ニード・ア・フレンド」をカーテンの間から覗き見る。続いてTFM「サムタイム・ミュージック・アンテナ」のインタビューを。30分後には日本でOA。ナント力という特殊な回線を使って送っているのだが、なかなか繋がらなくて大変だったらしい。でも無事に放送ができて、一見学者の私もほっ。最後は「オールナイトフジ」最終回用の収録。プロモーションビデオにしてもいいんじゃないってくらい豪華なセットで「エンドレス・ラヴ」を歌う。リハーサルやNGを含めると3日間で7回も聴いちゃった。この歌をすっかりものにしたわ、と横をみればオールナイターズの2人が緊張顔。マライアとルーサーへのインタビューを待っていた。
この日、間に休憩を挟みつつとはいえ、かなりタイトなスケジュールをこなしたマライアとルーサーを迎えて打ち上げのパーテイー。マライアに昨年取材した時の掲載誌を渡したら、凄く喜んでくれました。